31日に控えた“古巣”神戸との一戦を前に、闘志を燃やす楠瀬章仁。今季は「年齢的にも上になってきたので」と、練習から率先して声を出し「(渡辺)匠が移籍してから、ムードメーカーになっている」と反町康治監督も認める働きを見せている。
そんな楠瀬だが、29日の練習後に取材陣から試合勝利後のダンスパフォーマンスについて問われると、「そろそろネタがなくなってきて厳しい」とピッチ上では絶対に見せない弱音を覗かせた。本人曰く、勝利試合の後は余韻に浸る間もなく、「終わった直後から(パフォーマンスを)どうしようか考えている」という。
ちなみにこのエンターテイナーぶりは「神戸に加入してから学んだ部分はある。関西のチームなので、ノリの良い、明るい選手が多かったから」(楠瀬)とのこと。神戸戦でも楠瀬のパフォーマンスに期待がかかるが、「相手はお世話になったチームなのでやりにくい」と話した後、「状況に応じて」と含みを持たせていた。
(松本担当 多岐太宿)
2013/03/29 17:31