シーズンオフに福岡から移籍してきた鈴木惇は今季、ここまでリーグ戦5試合で先発出場。主にボランチのポジションで東京Vの中盤を支えている。新チームでのフィット感について、本人は「自分が持っているモノを100%出せているかどうかと言えばまだ出せていない。ただ、それはコンディションや技術面ではなく、周りとの兼ね合いが大きい」と話しており、特に周囲との連係面に改善の余地があると自覚している。「もっと味方の特長を理解して、自分のプレーを知ってもらえるように自分のプレーを出す必要がある。僕は人を使うタイプなので、自分が持ったときに『こう動いてほしい』とか、自分がボールを受けやすいタイミングなどを要求していきたい」。花粉症の症状も落ち着いてきた背番号14は、新天地で本領を発揮しようと日々奮闘している。
(東京V担当 郡司聡)
2013/03/28 20:11