30日のJ1第28節で大宮と対戦するにあたり、清水では二人が古巣対決を迎える。長谷川悠(写真右)は、ルヴァンカップの大宮戦には出場したものの、リーグ戦の前回対戦(第7節)はベンチ外。それでも長年悩まされ続けたけがが癒えると、第18節・G大阪戦から9試合連続で先発出場。前節・広島戦では出番がなかったが、「大宮は自分の中ではサッカー観が変わったり、自分らしくプレーできた3年間だった。また成長していると思うので、そこを出したい」と今節の出場に意欲を見せている。
また、左ハムストリングス肉離れで調整が続いていた増田誓志(写真左)も、今節で出場の可能性がある。「お世話になったクラブ。スタジアムもよく知っているので、そこで出たいなと思っている」と話した。
いまはともに“エスパルスオレンジ”を着ているが、二人に共通するのは、数々のクラブを渡り歩いているということ。その中でも、二人とも大宮に対しては感謝の思いが強い。その恩返しができるかどうかに注目だ。
(清水担当 田中芳樹)
2017/09/27 07:00