仙台2年目のDF椎橋慧也が、自身初挑戦となるキンチョウスタジアムでの一戦に向けて、意気込みを口にした。
今節・C大阪戦をキンチョウスタジアムで戦う仙台にとって、同所での対戦は14年J1第13節以来。このときは大阪生まれのリャン・ヨンギの得点により、1-0で勝利した。
その後に仙台に加わった若手には、まだこの場所でプレーしたことのない選手もいる。2年目の椎橋もその一人で、今季J1第16節(2●4)の対戦時には出場していなかったため、今節に出場できればこれが自身にとってプロ入り後初めてのC大阪戦になる。
もともとボランチだが、今季の椎橋は主に3バックの一角でプレー。前節は、FC東京を相手に粘り強い守備を見せた。「速さのある相手には裏を取られないように、間合いを詰めながら、周囲の選手とともに追いこむことができました。強さを前面に押し出してくる相手は、もともと得意なのでしっかり守れました」と、守備に手ごたえを得た。
強力な攻撃陣がそろう次節のC大阪相手にも、「相手の特徴を見てしっかり守り、しっかり優位性を作りたい。気持ちとしてはアウェイもホームも関係なく、100%を出し切りたい」と強い気持ちで臨む。
試合会場については、「キンチョウスタジアムは初めてですが、緊張(キンチョウ)しないように頑張ります」と、12年J1第4節を前に当時の手倉森誠監督(現・日本代表コーチ)が発して以来となるダジャレを交えて意気込んだ。
写真:板垣晴朗(エルゴラッソ仙台担当)
(仙台担当 板垣晴朗)
2017/09/21 19:16