鳥栖がスポーツを通じた豊かな“学び”への取り組みを今季も行う。
株式会社学研教育みらいと協業し、『サガン鳥栖ドリームワーク』を昨年に引き続き、今年も制作。サガン鳥栖ドリームワークとは小学1年で学習する、国語や算数、生活などの内容を、鳥栖の選手やチームマスコット・ウィントス、佐賀県の名産品など、子どもたちに身近な話題を通じて楽しく学べる内容になっている。
吉田豊もすでに平仮名の読み書きができるという4歳の娘の学習にこのサガン鳥栖ドリームワークを活用しているという。「良い取り組みだと思います。勉強をしながら、小さいころから鳥栖を近く感じられますし、良いと思います。選手としてもこうやって関われることはうれしい。自分が出ているページに娘も反応してくれるので、そこもうれしいですね」と顔をほころばせていた。
サガン鳥栖ドリームワークは鳥栖と連携協定を結んでいる佐賀県鳥栖市・佐賀市・嬉野市・小城市・唐津市・みやき町に合計約5,200冊が配布される。また、佐賀県内の連携協定を結んでいない地域の小学校に通う1年生にもスタジアムで配布される予定。配布されるのは第26節・甲府戦、第28節・鹿島戦、第29節・C大阪戦の3試合となっている。
これまでにも小学校1年生へのランドセルカバーの配布など、さまざまな地域社会への貢献活動を行っている鳥栖だが、今回の取り組みもその一環。2年目を迎え、内容もパワーアップしたサガン鳥栖ドリームワークを通じてピッチ外でもハードワークを続けている。
写真:サガン鳥栖提供
(鳥栖担当 杉山文宣)
2017/09/08 07:01