9戦勝ちなしの金沢は、7月8日の第22節・福岡戦(2〇0)から2カ月勝利がない。この現状にMF杉浦恭平は「一人ひとりが意識を変えないと流れも変わらない。意識が変われば、何かが変わる」と意識改革の重要性を説いた。
杉浦はここ最近の戦いを「自分たちのサッカーをやる前に点を決められてしまい、前半はバタバタするもったいない試合が続いている。自分たちからしかけて先制点を取ることが大事。もっともっと、前向きにやっていかないといけない。(前節)長崎戦もスローインくらいしか崩されたことはなかった。細かいところを意識しないと勝利にはつながらないと実感している」と振り返る。
「一人ひとりが考え方を変え、練習への取り組みを変えるだけでチームが変わると思う。一人ひとりが考えながらやってほしいし、自分もやらないといけない」
そのために、「プレーで示したり、声かけでチームをサポートできたら。若い選手が多いので、僕ら上の選手がいたら心強いと思う。みんなで協力していきたい」と、杉浦は意識改革に取り組む。
(金沢担当 野中拓也)
2017/09/06 18:00