20日の前節・山形戦で累積警告が4枚となり、26日の今節・岐阜戦は出場停止となった千葉のMF町田也真人。岐阜には専修大同期のMF庄司悦大が所属しているが、楽しみにしていた“大学同期10番対決”が幻に終わり、「数多くある試合の中、(直前のゲームで)イエロー(カード)をもらってしまったのはショック」と肩を落とした。
「学部も一緒で、教員免許も一緒に取っていた。寮も同じだったので結構、一緒にいた親友的な存在」(町田)という庄司には山形戦後すぐに報告し、「『何やっとんねん』みたいな」返信があったという。岐阜戦は大学時代の仲間も観戦を予定しているといい、無念さをにじませた。
6月に行われた岐阜とのアウェイゲームではともに先発し、「Jの舞台でお互い10番で対戦し、とてもうれしかった」と振り返る。残念ながら今節はその再現とはならなかったが、10番を背負う庄司の姿については「(庄司は)結構10番が好きで、僕が大学(4年)でつけていたときも、たぶんつけたかったはず。それぐらい10番が好きな選手。いまはすごく似合っていると思う」と認める。さらに、「庄司にはこれからも頑張ってもらいたい」と続けたが、「ただ、ウチとの試合では頑張ってもらいたくない(笑)」とも。今節の活躍に釘を刺すことも忘れなかった。
今季は千葉と岐阜の両者がJ1昇格プレーオフに進出しない限り、もう対戦はない。
「お互いJ1でプレーすることを目標にしている。それがJ1で実現できれば」
最後は表情を引き締め、一つ上のカテゴリーでの“再会”を誓っていた。
(千葉担当 大林洋平)
2017/08/23 18:55