8月7日に仙台に加入した野津田岳人が、明治安田J1第23節・新潟戦での出場に向けて、コンディションを上げている。
野津田は7日に広島からの期限付き移籍(※今季は清水に期限付き移籍していたが、その契約は解除)で仙台に加入した。仙台での選手登録は先週の時点で完了していたが、期限付き移籍元の広島相手の公式戦には出場できない契約だったため、13日の第22節・広島戦(1○0)での“仙台デビュー”は、ならず。翌14日に行われたJサテライトリーグの広島戦(0●2)には出場し、90分間プレーして実戦感覚を磨くなどして、今週の練習につなげた。
野津田はサテライトでも、今週の戦術練習でも、広島時代に慣れ親しんだ[3-4-2-1]のシャドーのポジションでプレー。フォーメーションは同じながら「スペースに流れる動きが増えた」と実感するなど動きは違うため、まだ覚えることは多いという。「いい立ち位置を取ること、守り方などにしっかりチャレンジし、その中で自分の持ち味を生かしてチャンスを作りたい」と、次節に向けて準備を進める。
次節の相手は、野津田が昨季に所属していた新潟。野津田は新潟所属時の昨季J1・2nd第4節で、仙台相手にアシストを記録したことがある。今度は「やはり、特別な気持ちがあります」という“古巣戦”で、仙台の選手としてゴールにからむ仕事を目指す。
写真:板垣 晴朗
(仙台担当 板垣晴朗)
2017/08/17 20:00