12日、アルゼンチン出身のDFアベル・ルシアッティの加入を発表した山口。翌13日から早速練習に合流している。
カルロス・マジョール監督が指揮を執っていたアルゼンチン2部のチーム・アルマグロでプレーしていたルシアッティ。これまでCBとして起用されていたほか、左SBの経験もある。マジョール監督は「空中戦にとても強く、対人プレーが得意な選手。レノファには左利きのCBがいなかった。チームのDFラインを活性化させる上で必要だと思った」と話す。
ルシアッティは、電話を通じてマジョール監督からチームの状況や特徴、練習環境、選手たちの様子などを聞いていたという。山口でプレーすることについて「自分の中で迷いはまったくなかった」と力強く話す。
「チームが厳しい状況にいることは理解している。DFなので後ろからチームを支えることは得意。攻撃では後ろからボールをつなぐことも考えているし、そういった面でも後ろからチームを支え、前へ押し上げるようなプレーもできる。一戦一戦が大事になっていくので、試合に出たら体を張って全力でプレーしたい」
ルシアッティは登録が完了次第、公式戦へ出場できる。早ければ20日の第29節・徳島戦から出場できる見通しだ。
写真・田辺久豊
(山口担当 田辺久豊)
2017/08/17 18:47