10日から静岡県内で行われる2017 SBSカップ国際ユースサッカーに臨むU-18日本代表メンバーが発表され、湘南からDF石原広教が選出された。
今大会はチリ代表やチェコ代表といったチームが参加するため、海外選手との対戦は良い経験になるはずだ。「チリは強いし、戦う感じだし、好きな相手。そういうのは楽しみ。(代表に)行って自分がやることやって、感じられることもあると思う。しっかり吸収してやっていきたい」と語る。
その一方で、早生まれとして選出されたため、招集メンバーの中でプロ選手は石原ただ一人。本人も「プロの選手は俺しかいない。やりづらさはあるかもしれないけど、それでも一番上の年齢なので、引っ張っていかないといけない」と話すように、湘南とは立場が変わることになる。「それなりのプレッシャーはあると思う。プロが一人なので。そういうプレッシャーの中でも、自分らしさを出していかないといけない。そこは今までなかった感じ」。今まで体感したことのないような重圧もあるだろうが、その中でプレーすることによって精神的な部分の成長も期待できるはず。
「今回やれなかったら、今後(代表に)呼ばれるのも難しい。みんなはユースでやっているわけだし、普通に体格差もある。結局は精神的な部分がカギになってくるんじゃないかなと思う。成長できる良い機会になる」
この代表招集で何かをつかみ、自らの成長の足がかりにしたい。
(湘南担当 高澤真輝)
2017/08/07 13:12