前節、敵地での岐阜戦で町田移籍後、リーグ戦初先発を果たし、Jリーグ初ゴールまで決めた平戸太貴が、世界を震撼させた男から大いなる刺激を受けた。
うれしいJ初ゴールを決めた平戸の下には、その報せを聞いた彼の友人や家族、期限付き移籍元である鹿島の選手たちから多くの「おめでとう」とのリアクションが届いたという。そして、祝福の声を直接聞けた選手が、岐阜戦と同日に開催されたJリーグワールドチャレンジでスペインのセビージャから2得点を奪った鈴木優磨。町田は岐阜戦の翌日から2日間のオフがあったため、平戸はそのオフを利用し、鈴木らと食事に出かけたという。
「優磨さん(鈴木)には直接『おめでとう』と言ってもらえました。セビージャ戦の話も聞けましたし、刺激になりました」と平戸。岐阜戦後のミックスゾーンで鈴木がセビージャから2点を取ったことを伝え聞くと、「やっぱりすごいですね」と語っていた。そんな尊敬する先輩からの祝福の声は、相当うれしかったようだ。
ちなみに、一世を風靡している鈴木のクリスティアーノ・ロナウドを真似たゴールパフォーマンスについて、平戸は「まあ、いいんじゃないですか」と多くを語らなかった。
(町田担当 郡司聡)
2017/07/26 10:26