22日、清水は流通経済大と45分×3本の練習試合を行った。
1本目序盤から攻勢に出る清水は9分、左スローインからゴール前でパスをつなぎ、最後はFWチョン・テセが流し込んで先制すると、そこからゴールラッシュ。18分にはMF六平光成のカットからチョン・テセへとボールが渡り、強烈なシュートで押し込んで2点目、27分にもPKを決めたチョン・テセは早くもハットトリックを達成する。さらに30分、FWミッチェル・デュークがチーム4点目を奪うと、37分にはチョン・テセが自身4点目となるゴールを決め、清水は5-0の大量リードで2本目を迎えた。
しかし、小林伸二監督が「相手は必ず1点を取りにくる」と警戒した2本目の立ち上がりに1点を返されると、10分にも立て続けにゴールを奪われる展開に。21分にGK以外の10人が交代した清水は、その直後の26分にも3点目を奪われて、いよいよ2点差に詰め寄られる。それでも、38分にMF野津田岳人のCKからDFフレイレが決めて再び3点差に戻した。
3本目は両チーム無得点で、最終的には計6-3という打ち合いの試合。小林監督は「1歩前進、半歩後退というところ。あまり良過ぎてもどうかと思うので、こういうところから学んでほしい」と、この試合を締めくくった。
写真・田中芳樹
(清水担当 田中芳樹)
2017/07/22 20:52