2日、金沢は清水からDFビョン・ジュンボンの期限付き移籍加入を発表した。そして4日、ビョン・ジュンボンがチームに合流し、トレーニングで汗を流した。
J1清水から出場機会を求めて移籍を決断したビョン・ジュンボン。「今年の3月に1回オファーが来た。あのときはもっとJ1でチャレンジしたくてチャレンジしたけど、残念ながら(試合に)出られなかった。今回、またオファーが来て、移籍したらチャンスがある可能性が高いと思い移籍を決めた」。
ポジションはセンターバック。和田昌裕強化・アカデミー本部長は「ガツガツいけてビルドアップができる」と話し、柳下正明監督も「ボール際の激しさはあるけど、落ち着いているのでボールを持ったときに良いところに(パスを)つけられる。チーム自体が安定する」と期待を寄せた。
「金沢はすごく切り替えが速い」と、初練習の感想を述べたビョン・ジュンボンは、「全試合に出て、金沢がJ2に残留するための力になりたい。全力で練習をして、勝ちたい」と、シーズン後半戦へ向けて意気込みを語った。
背番号は『33』。第24節・千葉戦から出場可能となる見通しで、これからコンディションを上げ、チームへの適応を図る。前節・横浜FC戦では、同じくセンターバックの庄司朋乃也が金沢デビューを果たしており、いずれは庄司とビョン・ジュンボンがコンビを組む公算が大きい。
(金沢担当 野中拓也)
2017/07/04 18:22