
2日後にJ1第17節・柏戦を控える三竿健斗は、優勝を争うための大事な一戦というだけでなく、旧友とプロのピッチで戦えることを楽しみにしていた。
「SBの小池(龍太)選手は、小4、小5のときに横河というチームで仲が良かった。そういう選手とプロの舞台で戦えるのは楽しみです」
“横河”というのは横河武蔵野FCジュニアのこと。その後、三竿は東京ヴェルディのジュニアチームに移ったため、2人が進んだ道は違ったが、再びJ1という国内最高峰の舞台で対戦相手として同じピッチに立つことになる。
ボランチを本職とする三竿だが、植田直通が負傷を抱えているため今節はCBでの出場が予想される。2人がマッチアップする瞬間もあるかもしれない。
「絶対に負けたくない」
強いを胸に三竿はピッチに立つ。
(鹿島担当 田中滋)
2017/06/30 16:32