湘南は、経験豊富なディフェンスリーダーであるアンドレ・バイアを中心に、山根視来、杉岡大暉の3人で最終ラインを形成する試合も多く、もう見慣れた光景と言えるだろう。特に、脇を固める若手の山根、杉岡の成長は目覚ましい。彼らのプレーをどう見ているのか、バイアが語った。
「山根は、信頼感をみんなから勝ち得たと感じる。昨季彼とやったときはまだそこまでの信頼感はなかったけど、試合に出るたびに周りからの信頼感も出てきた。彼がドリブルで前に持っていくというところは、リスクのあること。ただ、彼はリスクを冒してでもチャンスがあれば前に行く。その姿勢が素晴らしい」
「(杉岡)大暉は持っているクオリティーが試合の中で出ている。そういった部分ではすごく良くなっていると思う。あとはU-20W杯に出たことによって、自信が付いたと思う。自分自身にとっても良い選手とやれていることを誇りに思う」
2人は積極果敢に攻め上がるプレースタイルだ。中核を担うバイアは、マネジメントの部分を意識しているという。
「ディフェンスラインをコントロールするのが自分の役目。きちんとしたリスク管理や、そのと
起こったことで困らないように予防策を張ることも大事なので、いつも気にしている」
背番号4の支えがあるからこそ、若い彼らのストロングが引き出されている。これからも互いに良い関係性を保ち、試合で輝く3人に期待したい。
(BLOGOLA編集部)
2017/06/30 15:58