
鹿島の三竿健斗には、忘れられない対戦相手がいる。
「ホームで対戦したとき、小野選手が試合に出ていて、何も通用しなかった。衝撃的だった」
小野というのは、もちろん札幌の小野伸二だ。
2年前の10月4日、J2の東京Vに所属していた三竿健は小野と初対戦し、33分に先制点を決められるなど、まったく歯が立たず。「遊ばれていた感じもあった」と語るほど強烈な印象ばかりが残った。
その後、三竿健は鹿島に移籍することを決意し、いま初めてボランチのポジションを獲得するチャンスと向き合っている。小野を封じることが、自信の成長を確かめることにもつながるだろう。
「あれから2年経っているし、リベンジしたい」
右足首を痛めていた小野の状態次第だろうが、静かな闘志を燃やしていた。
(鹿島担当 田中滋)
2017/06/14 17:19