新潟の鈴木武蔵に7日、第2子となる長女が誕生した。鈴木は8日のクラブ公式発表を受け、「自分は男兄弟だったので、女の子が欲しいと思っていた。これからが楽しみ」と報道陣の前で笑顔を見せ、「父親としても、選手としても、成長できるように頑張っていきたい」と決意を語った。
今季リーグ戦は12試合出場1得点。明治安田J1第10節・川崎F戦から5試合先発中で、呂比須ワグナー監督が就任した第12節・札幌戦以降は、前線にスピードのある選手を置く呂比須監督のカウンター戦術でキーマンの一人となっている。
チームはリーグ戦の中断期間となる今週、2部練習で心身ともに強度を高め、攻撃のバリエーションも増やしている。鈴木も「コンディションを上げたいし、もっと走れるようになりたい。監督が求めることを、自分たちでコミュニケーションをとりながら詰めていきたい」と意欲的に取り組んでいる。
現在18位の新潟だが、中断明けの第15節は、勝ち点で並ぶ17位・大宮との直接対決が待っている。「ゴールを決めて、ゆりかごパフォーマンスをしたい」。ポジティブなパワーに満ちた鈴木が、自らの祝砲でチームを勝利へ導く。
(新潟担当 野本桂子)
2017/06/09 15:00