J2第16節・京都戦で右SBの位置に入り先発出場したMF野澤英之が、第17節の山形戦も右SBで先発することが濃厚となった。6月1日の練習で行われたミニゲームの中で、先発組の右SBに入りプレー。そして2日のミニゲームでも同ポジションに入り、活発な動きを見せた。
京都戦でのプレーに対して野澤は「CBのカバーリングなども含めて、ポジショニングをどこに取るのかを1試合とおして考えながらのプレーでした。1対1など、対峙されたときの守備の仕方は中盤での守備の仕方と違うので、そこは割り切りながら。そして相手が後ろ向きでボールを持とうとしたら、強く当たることを意識してSBとして足りないところを補えればいいと思ってプレーしました」と話した。さらに「自分がSBとしてまた出場があれば、カバーリングの意識を強く持ってやれることをしっかりとやりたい」と続け、SBとしてのプレーに意欲を見せた。
大木武監督は野澤のSB起用に対し「ボールを自分たちで持っているときには、いい部分が出ると思う」と話している。
本来はボランチやインサイドハーフなど中盤の選手である野澤だが、大木監督のもと新たなポジションでの挑戦が始まっている。
写真:岩波陽平
(岐阜担当 岩波陽平)
2017/06/03 10:28