清水は2日、非公開練習を行った。この日の練習のスタートに現れた選手は、30選手中19選手。円陣を見ても選手が少ないのが分かるように、11人もの選手が離脱しているという現状だ。その11人の中には、ルヴァンカップ第7節・FC東京戦で味方選手と衝突し、頭部を負傷したチョン・テセも含まれている。チョン・テセは脳震盪と診断され、今節の出場はない。リーグ2位の6得点を挙げており、今季はチームのキャプテンも務めるチョン・テセの不在。
「チョン・テセがいないのは不安。ただ、そういう選手を失うことを、チームがどのように思うのかということが大事。今以上に張り詰めた雰囲気で、選手それぞれが1.5倍くらいの力を出してくれたら」(小林伸二監督) と選手たちの奮起を促している。
好調のチアゴ・アウベスに加え、金子翔太、ミッチェル・デューク、北川航也、長谷川悠などFWの選手は、この危機をチャンスに変えられるか。
写真:田中芳樹(エルゴラッソ清水担当)
(清水担当 田中芳樹)
2017/06/03 09:57