前節・湘南戦は1-2で敗れたものの、シャドーのポジションで起用された松本・石原崇兆の活躍は収穫だった。試合開始直後から裏を突く動きで湘南の最終ラインに圧力を掛け、1点ビハインドの53分には試合を振り出しに戻す同点ゴール。これが今季初得点となったが敗北を喫したこともあり、「しっかり反省しないといけない」と喜びよりも悔しさを表した。
今後も左ウイングバックとシャドーの両ポジションを務める可能性は高いが、「どのポジションでも試合に出られるのは良いこと。チャンスが増えるとプラスに捉えて、どちらでも最高のパフォーマンスを毎試合出来るように準備していきたい」と前向きに話す。
今節の対戦相手となる金沢には、昨季まで松本でともにプレーしてきた白井裕人が所属している。「私生活でも良くしてもらった先輩」だけに意識しないと言えば嘘になるが、「これまでもシュート練習や紅白戦などで対峙してきたので、うまく駆け引きしながらやっていきたい」と2戦連発ゴールを目指し、意気軒昂だ。
(松本担当 多岐太宿)
2017/05/27 09:30