讃岐のDFリ・ヨンジが北朝鮮代表メンバーに選出され、6月13日に香港でおこなわれるAFCアジアカップ2019予選に参加することがクラブから発表された。
リ・ヨンジは過去にも同代表招集歴があり、今回の選出は昨年3月のロシアW杯2次予選フィリピン戦以来。
今季から所属する讃岐ではJ2リーグ戦13試合に先発出場するなど守備の主軸として定着も、現在チームは最下位に沈み、好アピールには至っていない。それもあって今回の選出には開口一番「想定外でした」とやや照れ笑い。約1年ぶりの代表招集に「ここで自分も結果を残さないと定着できない。いまの監督にはまだ何も信頼を得ていない。だから今回の試合がとても大事になる」と気合いもみなぎる。
とはいえ、やはり集中すべきは直近のリーグ戦。「代表も重要だけど、僕にとってはやっぱりチーム(讃岐)が一番大事。そこをないがしろにして代表に行くということは絶対にない」と、まずは9試合勝利のないチームの立て直しに全力を注ぐつもりだ。
リ・ヨンジは第17節・福岡戦後に同代表チームに合流し、翌節のホームでの金沢戦を欠場する見込みとなっている。
(讃岐担当 松本隆志)
2017/05/25 19:24