ホームでのJ2第8節・松本戦に続き、アウェイで臨んだ第9節・金沢戦も2-0で勝利した熊本。この試合では、終了間際の後半ロスタイム、3月に加入したFWモルベッキが途中出場。プレー時間は非常に短かったが、Jリーグデビューを果たした。
「判断良くプレーしてくれたと思う。林(祥太)からのパスを受けた場面は、もう少しタイミングが早ければ自分でシュートまでいけたかもしれないけど、状況を見て深いところまで運んでキープに入って、しっかり良い対応をしていた。守備も頑張るし、先発でもやれる力は持っている。途中でピッチに入っても流れを理解できる。チャンスがあればこれからも使っていきたい」と清川浩行監督も高評価。
次節から3連戦、さらに第13節からも3連戦と、現状の混戦から少しずつ差が開いてくる5月。松本戦でJ初ゴールを挙げてから2試合連続得点とブレイクの兆しが見えてきたグスタボとともに、若い二人のブラジル人が存在感を発揮し始めたことは、浮上を狙う熊本にとって大きなプラスだ。
(熊本担当 井芹貴志)
2017/04/26 18:33