3月31日、FC岐阜はJ2第6節・町田戦に向けたの最後の練習を行った。
小雨が降る中で行われた午前練習の中で大きな声を上げてボールを呼び込んでいたのは田中パウロ淳一だ。
前節・横浜FC戦がJ2通算50試合目だったことを尋ねると「そうなんですか」と驚いたような返答があった。田中自身はそのことについてはあまり気にしていない様子であったが、今節への意気込みを聞くと「僕は途中出場からでもドリブルを生かすことができると思う。いまはまだ競争、競争でサイドのポジションの地位を確立できてはいない。先発定着のためにも、競争の中で1点を取れる選手になりたい」と自身の状況も重ね合わせて、今節とゴールへの強い姿勢を聞かせてくれた。
J2第2節・名古屋戦で彼の決めたゴールは躍動していたチームをより活性化させた印象がある。出場の機会があれば、岐阜の今季初勝利と自身のゴールを期待したい。
写真:岩波陽平
(岐阜担当 岩波陽平)
2017/04/01 11:10