30日、U-20日本代表のドイツ遠征に参加していた三好康児と板倉滉がチームの練習に合流した。29日の午後に帰国した二人は、30日の練習ではフルメニューを消化。週末の仙台戦に向けてしっかりと汗を流した。
今回の遠征を振り返り、三好は「個人としては結果を残してはいないが、4試合をやった中で、試合勘の部分や海外の代表チームとやれたことは良い経験になった」と、個人としてもチームとしても手ごたえをつかんだ様子。「みんなが自信を持てるような遠征になったと思う」と5月に控えるU-20W杯を見据えた。
1-2で惜敗を喫したU-20ドイツ代表に対しては「個々の破壊力は感じたが、組織的にはそこまで統率していたイメージはない」と印象を語る。しかし、その一方で「U-20になるとすごい選手はもうフル代表やトップクラブでやっている。その選手たちがいないことを考えると、まだまだ上があるなと感じた」。ドイツのレベルの高さを肌で感じることができたようだ。
5月上旬のU-20日本代表発表に向けて「簡単にメンバーに入れるような代表ではない。特に前線で出るためには、一番は結果を出すことがアピールになると思う。自分でそこは求めていきたい」と語った三好。けが人が多く出ている状況だからこそ、チャンスをつかむ準備はできている。
(川崎F担当 林遼平)
2017/03/31 18:15