オフ明けの29日、町田は新潟所属のDF増田繁人が期限付き移籍で加入すると発表した。増田は15シーズン、大分とのJ2・J3入れ替え戦を制してJ2復帰を決めた際の功労者の一人で、当時はレギュラーCBとして32試合に出場。ディフェンスリーダーの深津康太とともに鉄壁のCBコンビを築き、クラブのJ2復帰とともにリーグ最少失点記録(18失点)にも貢献した。
増田は前日の28日に新潟のクラブスタッフや選手たちへの挨拶を済ませ、最低限の衣類だけを持参して自家用車で上京。町田に着くころには日付けが変わっていたという。早速増田は29日の全体練習に合流し、フィジカルメニューや6対6のミニゲームなど、チームメートとともにフルメニューをこなした。
2シーズンぶりに町田のトレーニングウェアに袖を通した増田は、“電撃復帰”を果たした町田で戦う決意を次のように話している。
「まずは個人として先発を獲ること。J1ライセンスがないことも分かっているけど、それができてからは、チームとしては(J1昇格)プレーオフ出場権争いに絡むこと。結果を残せれば、周りの環境が整う速度も速まると思っている。それがこのクラブに必要だし、それに貢献したいという思いは強い」
なお、3月31日が期限の選手登録に間に合えば、4月1日に開催されるJ2第6節・FC岐阜戦から出場可能となる。
写真:郡司聡
(町田担当 郡司聡)
2017/03/29 19:50