
代表ウィーク中の甲府は26日に韮崎中央公園で北信越リーグ1部のアルティスタ東御と35分×4本(計5-1)のトレーニングマッチを行った。キックオフは午前11時で、試合前には冷たい雨に一瞬雪が混じることもあった。
リーグ戦のメンバーが先発した1本目は調整と戦術的な確認の意味もあって静かな試合となった。ウイルソンと初めて先発でツートップを組んだドゥドゥがいま一つコンディションが上がらない中でも先制点を決めたが、前線からプレッシャーを掛けてくる東御に押し込まれる時間も多く、ポゼッション率では下回る展開で1-0のまま終えた。
2本目はリーグ戦メンバーとカップ戦メンバーが半々となり、後者のリーグ戦先発の座を狙う意欲がエネルギーとなったが、0-0。カップ戦メンバー主体の3本目も2本目同様にエネルギーのある内容を見せたものの、決定力が不足し、0-0で終了した。
ただ、決定力不足は課題だが、もともと覚悟していた課題であり、現時点では頭を抱えるような問題ではない。最も重要なチーム戦術の表現という意味ではほぼオーガナイズできており、堀米勇輝、土屋征夫、新里亮、曽根田穣、道渕諒平、新加入のボザニッチが積極的なプレーを見せたことでリーグ戦に向けた競争のレベルアップとカップ戦に向けた一定の目途を確認できたことはポジティブだった。
お互いに連係面が厳しくなった4本目は早い時間に同点に追い付かれるも、フラストレーションをボールにぶつけるように無理なロングシュートを打った熊谷駿に吉田達磨監督が厳しい指導を行うと、チームがピリッとし、その後に4ゴール(道渕、熊谷、曽根田、森晃太)。オーガナイズできた4本目ではなかったが、局面では個の力の差を見せた。
完全復活に時間がかかっているドゥドゥが左ひざの打撲により、2本目の途中で交代するアクシデント(大事には至らない見込み)があったものの、4月2日の第5節、ホーム・札幌戦に向けて新たな修正点の抽出もでき、ポジティブなトレーニングマッチとなった。
(甲府担当 マツオジュン)
2017/03/27 10:03