開幕戦こそつまずいたが、以降は3連勝と好調な福岡で、今季からキャプテンを務めているMF三門に、ここまでの『キャプテン・三門』の自己評価を聞いてみた。
「去年は夏に途中加入したということもあり、中心は『自分』だった。しかし、しっかりとチームの一員となった今季はキャプテンという立場になったこともあり、自分以外のいろいろなところに気を配りながら日々を過ごしています。特に、今年加入した選手たちがそれぞれの持ち味を発揮できるようなサポートを意識してやっているつもりです」
いろいろなプレッシャーが掛かる立場で周囲に気を配るのは大変なはずだが……。
「もともと、自分が相手から(ボールを)奪い、それが3本、4本のパスとなって相手ゴールまで運ばれて得点になれば十分な満足感を得られるタイプの人間なので、いまの役割や仕事は、大変だけど充実感を得ています。そりゃ、自分でゴールも決めたいとは思いますよ。でも、周りが輝けるようなサポートができればそれで満足。きっと、根っからの『黒子』なんですよ」
黒子タイプの主将の働きを、今後も注目していきたい。
(福岡担当 島田徹)
2017/03/23 18:43