神戸のGKキム・スンギュが、W杯アジア最終予選に臨む韓国代表に選出された。先日には「2017 World Baseball Classic」で韓国の代表チームが1次ラウンドで敗れる波乱が起きたばかりだが、14日の練習後にキム・スンギュは「国民も残念だと思う」と心情を気遣いながら、スポーツのジャンルは違っても「勝って喜びを与えられたら」と勇敢に戦うことを誓った。
神戸は現在、J1リーグ戦で開幕3連勝を遂げる好調ぶりで、守備は第2節・新潟戦の1失点のみと安定。キム・スンギュは「後方のラインの選手が粘れているが、守備は前線から必要。みんなの意識が高くなっていると感じる」と話し、チームの成長ぶりを実感しているようだ。
週末には磐田との第4節を控える。中村俊輔のFKに警戒心を強めつつ、キム・スンギュは「セットプレーに限らず、磐田というチームをしっかり分析して臨みたい」と気合いを入れていた。
そのキム・スンギュの母国・韓国といえば先ごろ、韓国・日本・台湾出身の女性9人で構成されるK-POPガールズグループ・TWICE(トゥワイス)が6月に日本デビューを果たすことが明らかとなった。
日本でもTWICEの「TTポーズ」が話題だが、「1回もしてないですよ」とキム・スンギュは話し、「ガールズグループは聴かないので…」と興味はない模様。それでも、「安井さんがやってます。TWICEの動画を観て(TTポーズを)やり出した(笑)」と、神戸U-18から今季昇格した安井拓也に関する有益な情報も。チーム内には「TTポーズ」の流行の兆しがあるかもしれない。
(神戸担当 小野慶太)
2017/03/15 09:58