26日、水野晃樹が沖縄・読谷村でのキャンプに合流した。
前日に仙台からの完全移籍が発表され、この日からチームに合流。ここまでチームが決まっていなかったこともあり、フィジカルコンディションの面ではほかの選手たちに比べて大きく遅れている状況。そのこともあり、「監督ともまずは体力的に戻さないといけないと話した」(水野)と、チームとともに練習したのはフィジカルメニューまで。戦術練習に移るとチームとは別に個人でフィジカルメニューを黙々とこなした。
国内からのオファーが届かず、時間だけが過ぎていく状況の中で鳥栖から届いたオファー。決断するのに迷いはなかった。「素直にうれしかったし、僕もまだJ1でやり残したことがたくさんあると思っています。そういう機会を与えてもらったのでしっかり結果として出してそれを恩返ししたい」と鳥栖でのプレーに向けて意気込みを語った。
「今年に入って、ボールを触ったり、芝を使ったりというのができていなかったので本当にゼロからのスタート」と現状を率直に語った水野。「出遅れているぶん、やらないといけない」、強い意気込みを胸に鳥栖でのスタートを切った。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2017/01/26 20:12