20日の松本戦で今季からトップ昇格を果たしたMF深井一希がJリーグデビューを果たした。
クロスバーを強襲するロングシュートを放ったのをはじめ、終始冷静にプレーし、中盤からゲームをコントロールしてみせた。2011年のU-17W杯でも活躍したクラブ期待のルーキーの堂々たるプレーぶりに、札幌ドームが大きく沸いた。
「同い年の(神田)夢実が先に試合に出ていたので悔しさはあったが、焦らず自分のペースでアピールしてきた」と試合後の深井。自身のプレーには一定の手応えを得た様子ではあったが、「それよりも負けてしまったのが悔しい。次に試合に出られたら、自分のプレーどうこうよりも、とにかくチームの勝ち点3のことを考えていきたい」と厳しい表情も見せた。
デビューだけでは満足せず、より高い向上心でさらなる成長を目指している。今後の飛躍ぶりに注目だ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2013/03/22 16:20