今週に入って契約更改のリリースラッシュとなった長崎だが、中でも大きなインパクトを与えたのはMF梶川諒太の東京Vへの復帰だろう。東京Vは、梶川にとって最初にプロとしてプレーしただけでなく「すごい選手がそろっていて、本当にいろいろな経験をさせてもらった」と語るクラブだけに、今回の移籍は相思相愛の形で進んだようだが、長崎にとってはやはり大きな痛手だ。
豊富な運動量と足元のスキルを生かし2シーズンに渡って長崎の攻撃を支え、サポーターからもチームナンバー1の圧倒的な人気を誇っていただけに、“梶川ロス”に陥るサポーターは多い。チームとして来季の戦いを考えた時に梶川がいるいないでは、大きく形が変わるため、チーム内外にとっての本当に大きな損失となりそうだ。
(長崎担当 藤原裕久)
2016/12/16 16:41