28日、千葉はフアン・エスナイデル氏の来季監督就任を発表し、千葉市のユナイテッドパークで同監督の記者会見を行った。
現役時代はレアル・マドリー(スペイン)などでプレーし、アルゼンチン代表の経験も持つエスナイデル新監督。引退後はスペインで指導者のキャリアをスタートさせると、今季途中までスペイン2部のヘタフェで指揮官を務めていた(昨季までは1部)。
新たな冒険を日本で始めることについて、エスナイデル新監督は「ここにいることを名誉に思っています。スペインで高橋GMとミーティングをしたときから、サッカーに対する価値観や目標を共感することができました。ジェフは歴史のあるチームなので、強いチームにしないといけない。その挑戦が私にとってここに来るモチベーションの一つになりました」と語った。
目指すサッカーのスタイルに関しても言及し、「昇格をするためには勝たなければ始まりません。今季よりも、よりゲームの主役になれるような試合運びをしないといけないと思っています。そして、チームとしても個人としても勝者のメンタリティーを持たないといけない」と話し、「積極的に前からボールを取りに行って、前から行くときは覚悟を決めて前から行くチームを作っていきたい」と構想を語った。来季のJ1昇格に向け、新監督がどのような采配を振るのか、その手腕に注目が集まる。
(千葉担当 松尾祐希)
2016/11/28 16:31