清水は前節・群馬戦を終え、4試合連続完封勝利となった。しかし、“危なげなく”と言い切れるほど簡単な試合ではなかった。
「後半の立ち上がり10分くらいは押し込まれていたのでイヤな雰囲気はあった。それでも、いまは耐えることができるチームに成長していて、それがよく出た試合だった」と角田誠は振り返る。では、なぜ守備がそれだけ安定するようになったのか。
「いまはチームのサブ組がリーグで一番強い相手だと思っている。紅白戦で攻め込まれることもあるが、そこで耐えられているので、試合でも耐えられるようになっている」と練習での充実が、結果に結び付いていると明かした。角田にとって3日の第39節・京都戦は古巣対決になる。そのことに関しては「全然意識はしていない」と素っ気ないが、チームとしても大事な試合に「普段どおりのスタンスで挑みたい」と気持ちの在り方について話した。
(清水担当 田中芳樹)
2016/11/02 17:41