新潟は23日、新潟医療福祉大と練習試合を行い、4-1で勝利した。先制点を挙げたのは鈴木武蔵。開始早々の3分、端山豪がディフェンスラインの背後にパスを通すと、それに反応し、ネットを揺らす。「相手のラインも高かったので、背後を意識していた」と狙いどおりのゴールだった。
今月は練習試合も含め、コンスタントに決定機に絡み続けている。1日のJ1・2nd第14節・磐田戦(2○1)では、GKに止められたが決定的なループシュートを放った(この試合では1アシストを記録)。嬬恋キャンプ中の14日に行われたJAPANサッカーカレッジとの練習試合(7○0)でも、端山のアシストから2ゴールと活躍している。
22日のJ1・2nd第15節・浦和戦(1●2)では、逆転の懸かる場面でヘディングシュートを押し込んだが、惜しくもオフサイドだった。「0.5秒、我慢すればオフサイドではなかった。最後の数センチ、0.何秒で決まるところまできている」。手ごたえとともに、より感覚を研ぎ澄ませる必要を感じている。「決めてチームの勝利に貢献したい。そのためにやっている」。次の試合はアウェイでのG大阪戦。チームを救う一撃で、J1残留を引き寄せたい。
写真:野本桂子
(新潟担当 野本桂子)
2016/10/24 08:30