GKシュミット・ダニエルの日本代表候補GKキャンプメンバー選出もあり、大きな注目を集めた前節・千葉戦。敵地フクアリに乗り込んだ松本は3-0で勝利を飾ったが、3得点のうち2得点はセットプレーの流れから(PKも含めれば3得点すべて)だった。もちろん流れの中から決め切れなかったことは課題だが、セットプレーから得点を挙げられた事実は大きい。
この試合、パウリーニョが累積警告により出場停止となり、宮阪政樹が先発出場。高精度の右足でチャンスークし、セットプレーのキッカーとしても活躍。38分の場面についても「イーさん(飯田真輝)とヒロさん(高崎寛之)に高い選手がつくというのは分かっていたが、二人以外のところでは結構勝っていた」と後藤圭太を狙って、工藤浩平の先制点につなげ「ウチの戦略どおり」。
パウリーニョの途中加入もありボランチの出場争いは激しいが、「大事なのはチームとして結果を残すこと。誰が試合に出ても戦力になれるようにしていきたい」と貢献を誓っていた。
(松本担当 多岐太宿)
2016/10/20 18:39