オフ明けの18日、湘南は今週末の22日に控えるJ1・2nd第15節・大宮戦に向けたトレーニングを開始した。
今節・大宮戦の結果次第ではJ2降格が決定してしまう湘南。主将の高山薫は「週明けの今日から気合いを入れて練習に来ている」と語り、週末の大一番に向けて気持ちを高めている。
0-0に終わった1日の前節・柏戦後、湘南は5日間のオフを挟みトレーニングを開始。先週は静岡県内でミニキャンプを実施し、リーグ戦4試合連続無得点という状況をふまえ、得点を奪うことにフォーカスした練習を行ってきた。
15日には川崎Fとトレーニングマッチを実施。45分×3本という状況ではあるが7−2という結果を残した。その試合を振り返り、高山は「キャンプでやってきたことが成果として出た印象がある」と手ごたえを語る。そして、そこで結果が出たからこそ、ここからの日々が重要だと言葉を連ねる。
「(明日からの)残りの3日間は後悔したくない。次の試合に勝たないと話にならない状況で、そういう意味では本当に後悔したくないし、1日1日を大切にしたいと思っている。最低でも全勝しないといけないし、それは絶対にやらなければいけないこと。勝ちたいとかではなく、(絶対に)勝つということが大事だと思っている」
この中断期間をとおして、チームはさらに結束力を高めている。勝利をつかむために、万全の態勢を整えて週末を迎えたい。
(湘南担当 林遼平)
2016/10/18 19:00