新潟は9日、聖籠町のアルビレッジでJ3の秋田との練習試合(45分×3本)を行い、2-2で引き分けた。
先制点を挙げたのは、左サイドハーフで出場した加藤大。1本目の8分、秋田のディフェンスラインの背後を狙った小塚和季のパスで中央へ抜け出し、利き足と逆の右足でシュート。「先週から、斜めに走ることを意識していた。コヅ(小塚)が良いボールをくれたので決められてよかった」と胸を張った。また2点目は、2本目の3分に山崎亮平が決めている。いずれも片渕監督体制になってからより強調されている、相手の背後を突く形。狙いは確実に浸透している。
チームはこの試合で得た収穫と課題を持って、11日から5日間行われる群馬・嬬恋でのキャンプへ臨む。キャンプでは「(リーグ残り)3試合の相手を念頭に置きつつ、自分たちの強みをより強固にしていきながら、相手のストロングを消していくアプローチをしていきたい」と片渕監督。チームの一体感とプレーの質を高めていく。
写真:野本桂子
(新潟担当 野本桂子)
2016/10/09 20:35