磐田の名波浩監督は30日、AFC U-19選手権に臨むFW小川航基の活躍に期待した。
入団以来、全体練習が終わった後も居残りでシュートを打ち込んできた小川航。ボックス内でどのように動き、フィニッシュするかを繰り返してきた。時には指揮官とのマンツーマンレッスンの日もあった。
そんなルーキーについて名波監督は「100分以上公式戦に出て、シュート0本だからなあ」と手厳しいが、こうも話す。
「打てばものすごい可能性を感じる子だから、まず振ることが大事だと思う。1試合4~5本シュートを打ってほしい。アイツは打てばほとんど枠内に飛ぶから。あれでまだ19歳だからね。末恐ろしいよ」
そして、「堂安(律/G大阪)や三好(康児/川崎F)、神谷(優太/湘南)とかからいいボールが出て来れば、量産するのではないかな」と爆発を”予言”した。
U-19日本代表のエースである小川航。レジェンドの下で成長したという証を、アジアの舞台で存分に示したいところだ。
(磐田担当 青木務)
2016/09/30 19:51