神戸のDF岩波拓也は27日、サブ組中心に行われたオフ明けのトレーニングに志願してフル参加。連戦明けの疲れを感じさせることなく、ハードなメニューを消化した。岩波は「練習したい気持ちが強い」と話し、トレーニングに打ち込んだ。
この日は、25日の2nd第13節・福岡戦に先発出場したメンバーはリカバリーや室内調整。サブ組中心にボール回しやミニゲームを行ったが、タッチ数の制限を設けながら息つく暇なく行う恒例の激しいトレーニングだった。
岩波は、このトレーニングに志願して参加。17日のJ1・2nd第12節・柏戦にフル出場した後、22日の天皇杯3回戦・山形戦で延長を含む120分の激闘を戦い、中2日で実施されたJ1・2nd第13節・福岡戦もフル出場していたが、「福岡戦(14時キックオフ)から今日の練習(15時~)まで2日間くらいは休めた。(疲労度を測る)数値も低くて、回復している。やれて良かった」と話し、ネルシーニョ監督からの練習参加へのGOサインが出たことを喜んだ。
岩波は、「リカバリーが必要なのは分かっているし、練習したい気持ちも強い。もっと吸収するところがある。練習に出たほうが自分のためになるし、リカバリーで1日を使うよりも充実感がある」と満足げ。週末に控える2位・川崎Fとの上位決戦を前に、岩波は強壮な心身を存分に見せ付けている。
(神戸担当 小野慶太)
2016/09/28 10:05