本来であれば天皇杯3回戦を戦うためにユアテックスタジアム仙台にいる予定だった22日、松本はJ1昇格争いの大一番であるJ2第33節の清水戦を前に、異例となる3日連続の非公開練習(2日間は一部公開)を敢行することになった。
天皇杯を2回戦で敗退した松本にとって、リーグ戦1本に絞られている状況。元日までサッカーを続けられない悔しさはあるが、いまはJ1昇格に向けて全力を尽くすほかない状況。練習後に囲み取材に応じた反町康治監督は、「(非公開だったが)特別なメニューを行ったわけではない」と平常運転を強調。その上で、この日は祝日かつ悪天候だったこともあり「選手の体調面を考慮し、清水戦に集中させたい」という反町監督の意向のもとで非公開練習となった。
その取材時の同時刻、山梨中銀スタジアムでは清水が天皇杯3回戦に臨んでいた。分析スタッフは派遣していないというものの、清水の先発メンバーや結果を気にしていた指揮官。「試合映像を見て、幾つか調べておきたいことがある」と週末の大一番に向けて、万全を期して挑む。
(松本担当 多岐太宿)
2016/09/23 12:42