10年に清水を離れてから、はじめて日本平のピッチに立つ兵働昭弘。その心境について語った。
「意識するよりも、やっと(日本平で)試合できるという気持ちが強い」と試合を心待ちにしているという兵働だが、感情については「現地に行ってみないと分からない。おそらくいろいろな感情が芽生えると思う」と語った。
そして、スタジアムへの思いについて聞くと、「最高のスタジアム」と即答。さらに、「負けたときなどつらい思いもしたが、どういうときでもサポーターが後押ししてくれた。感謝の気持ちしかない」と感慨深い表情で語った。
「試合に出られたら、うれしいですね」。今節に向けて、胸を高まらせている兵働だが、「清水は自動昇格圏内に入るためにも勝利が必要な状況。ウチも上位に行くためにも絶対に負けられない。厳しい試合になる」と険しい表情も見せた。そして、最後にこう言い切った。「いろいろな感情があるけど、とにかく勝つために戦いたい」
(水戸担当 佐藤拓也)
2016/09/17 13:17