徳島の長島裕明監督は、18日のJ2第32節の山形戦で、指揮官として初めて、古巣の地へ向かう。いまの心境は、「不思議な感じです。(当時は)監督をやるなんて思ってもみなかったですし、それが監督として山形で山形と試合するという感覚はまったくなかったです。不思議なもんですよね」と言う。
当時を「僕がいた3年間って、1年目にJ1昇格して(自身が在籍していた、その後の)2年間も残留できました。仕事に集中できた場所でしたし、いいチームでした。J1の初年度は断トツの最下位で降格すると言われてましたけど残留できましたし、どことやっても対策を組めば勝てるチームでした。あの3年間はいい思い出ばかりです」と振り返る。そして、さまざまな思い出のある場所だからこそ、「勝ちたいです。山形で、勝ちたいです」と語気を強めた。
徳島は昇格という目標を達成するために、全勝するくらいの結果が必要。今季初のリーグ戦3連勝を山形戦で挙げ、好調な後半戦の勢いをさらに加速できるか。
(徳島担当 柏原敏)
2016/09/16 14:45