昨季に続く2年連続のJ1昇格プレーオフ進出を目標に戦う愛媛。先月31日には延期となっていた敵地での熊本戦で5試合ぶりの勝ち点3を得た。しかし、残り12試合でプレーオフ圏の6位・京都との勝ち点差は『12』。依然厳しい状況は変わっていない。
それでもあきらめない気持ちを隠さない木山隆之監督は「状況を考えたら勝ち点1はもういらない。(結果的に)勝ち点ゼロになったとしても勝ち点3を狙う采配をしていくだけ」とキッパリ。
今季の愛媛はここまでリーグ戦のちょうど半分となる『15』の引き分けを記録。「当時の状況を考えたら地道に勝ち点を積み上げることも必要だった」ため、時にはしぶとく勝ち点1を手にしてきた。しかし、これからは「11位を10位にするために勝ち点1を積んでいくのではなくて、可能性がある限り(勝ち点3を積み上げて)6位を狙う」と、木山監督はフルスロットルで勝利を目指していくことを誓った。
(愛媛担当 松本隆志)
2016/09/08 20:08