今季ここまでチームトップの9得点を挙げている熊本のMF清武功暉。開幕から目標と公言してきた二ケタ得点まであと1ゴールだが、1-6と敗れた8月21日のJ2第30節・北九州戦からは天皇杯も含めて得点が生まれていない。
「早く(二ケタに)乗せたいし、自分がしっかり決めるところで決めないと、チームの順位も上がってこない。チームを勝たせるゴールを取りたい」と、熊本地震の影響で延期となっていた7日の第9節・横浜FC戦に意欲を燃やす。
兄の弘嗣(セビージャ)はロシアW杯アジア最終予選に臨んでおり、前日のUAE戦では先制点をアシストしたが、連絡はしなかったという。
「でも移動も含めて大変そうですし、試合を見ると代表の選手たちでもあれだけ走っているんだなと思うと、自分たちももっと見習わないといけない」と、兄をはじめ日本代表のゲームに刺激を受けた様子。
今季10点目で4試合ぶりの勝利を挙げ、チームを浮上へと導きたい。
(熊本担当 井芹貴志)
2016/09/06 12:42