今週末の天皇杯、ひいてはJ1残留を目指すJ1リーグ戦に向け、名古屋が特別キャンプを行っている。
名古屋は8月23日にボスコ・ジュロヴスキー監督が就任したばかり。新戦術の浸透などが急がれる中、リーグ戦が中断しているこの期間を活用し、8月31日から2泊3日のプチキャンプを敢行。豊田市内のホテルに宿泊し、豊田スタジアムで汗を流している。
1日には2部練習を消化。ピッチ内での練習はもちろんのこと、全員がともに行動を取るキャンプだからこそ、密度の濃い話し合いもできているようだ。FW和泉竜司は「新しい戦術など確認事も多いので、そういう意味でも、もっともっとコミュニケーションを取っていきたい」と話した。また、電撃復帰を果たした田中マルクス闘莉王もすでに合流。彼との親交を深める場としても有意義な時間となりそうだ。
キャンプは明日の2日まで。戦術面やチームの団結力など、ピッチ内外でチーム力を高め、まずは3日の天皇杯初戦・長野戦での必勝を誓う。
(名古屋担当 村本裕太)
2016/09/01 19:42