「ここ何年かは、大事なタイミングで広島と対戦することが多い」と倉田秋が話すように、近年のJリーグでは屈指の好カードとなった感があるG大阪vs広島。一昨季のナビスコカップ決勝や昨季のチャンピオンシップ決勝、そして天皇杯準決勝などタイトルを懸けてしのぎを削り合って来た両雄は、31日のルヴァンカップ準々決勝でも相まみえる。「相手も強いチームなのでいろいろな大会の節目で当たるのは仕方がない」と倉田も言う。
もっとも、決勝で当たりたくないというのが倉田の本音。「去年はチャンピオンシップ決勝でイヤな思い出もあるし、決勝では当たりたくなかった。ここで倒しておきたい」(倉田)。2年ぶりのタイトル奪回に向けて、まずは昨季のJ王者に勝ち切りたい。
(G大阪担当 下薗昌記)
2016/08/29 21:27