17日、リオ五輪を戦っていた植田直通がチーム練習に完全合流した。すでに15日に福岡戦に出場した主力組とともにランニング、16日に筋力トレーニングで汗を流すなど、体を動かしてきた植田だが、全体練習に参加したのはこの日が初めて。大会の疲れを感じさせることなく元気な姿を見せていた。
ただ、メダル獲得も期待されながら予選リーグでの敗退となった結果については「すごく課題が残った大会でした」と総括。「もうA代表しかない。そこは必ず目指さなければいけないと思います」と強い決意をにじませた。
そのためにも、まずは復帰したチームでの活躍が求められる。鹿島は福岡戦にはなんとか勝利したものの、本調子からはほど遠く、依然厳しい状況に置かれている。それを救う活躍が植田には求められている。
「鹿島でしっかり試合に出続けて良い結果を出し続けないといけないという危機感もある」
「あっちで学んだことはありますし、手ごたえを感じたところもあるので、そういったところをこっちで出していけたらと思います」
まずは、20日のJ1・2nd第9節・湘南戦での先発復帰を目指す。
(鹿島担当 田中滋)
2016/08/17 16:02