リオ五輪のトレーニングパートナーから戻ってきた磐田の小川航基が自身を追い込み、感覚が戻ってきたと手応えを口にした。
ブラジルでの練習は大会に向けた調整メニューが多く、難しい面もあったという小川航。五輪代表メンバーのために必死に自分の役割をこなしたが、パワーがあり余っていたのも事実で、帰国後最初の練習では居残りで走り込む姿があった。
この日も炎天下、最後までシュート練習を行っていた。自分を追い込む姿も印象的で、感覚も戻ってきたという。そして、ブラジルでの経験も無駄ではない。特に「ボールの受け方がうまく、見習いたいと思った」とCFの興梠慎三のプレーには学ぶことが多かったようだ。
小川航は年代別代表の主力であり、チームを離れることも少なくない。名波浩監督へのアピールの場も限られているのが現状だが、これからも誰よりも練習に励み、自身の存在価値を示していくつもりだ。
(磐田担当 青木務)
2016/08/17 15:22