年間勝点首位の川崎Fをホームに迎え撃つ今節(J1・2nd第8節)は福岡ソフトバンクホークスとのコラボ企画として「鷹の祭典2016」コラボユニフォームが来場者全員に配布され、選手たちも青を基調とした特別ユニフォームでこの一戦に臨む。
過去、6度行われている特別ユニフォーム試合だが、実は鳥栖にとっては分が悪いものになっている。13年のJ1第21節・大宮戦は2-1で勝利したが、14年のJ1第16節・川崎F戦は0-1で敗戦。15年は1st第9節・神戸戦で1-1の引き分け、同年の2nd節4節・湘南戦では0-1の敗戦、続く第5節・鹿島戦では0-3の敗戦。そして、今季の1st第10節・湘南戦では0-1の敗戦。戦績で見ると1勝1分4敗と黒星が先行してしまっている。
とはいえ、ユニフォームプレゼントの効果もあって、毎回多くの来場者が訪れ、スタジアムの雰囲気が盛り上がるのもこのイベントの特長。今節も9日時点で残りのチケット数は4,000枚を切っており、今節も多くの来場者が訪れる見込みだ。高橋義希も「フロントの皆さんが現場のことを考えてやってくれている。そういう試合で、もちろん良い試合をすることも大事だけど、結果が一番(大事)だし、結果で応えたい」と今節に向けて気合いを込めている。
ホームでは5月21日の1st第13節・大宮戦で敗れて以来、約3ケ月、7試合負けなしが続いている。この勢いのまま年間勝点首位に立つ川崎Fを撃破し、ユニフォームプレゼント試合での戦績の悪さを一気に払しょくする。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2016/08/10 07:30