今節・讃岐戦に向け、引き続き組織守備の整備を急いでいる吉田恵監督。8試合ぶりの勝ち点を奪うべく「得点は水物。良い守備があって初めて良い攻撃も得点も生まれる」と語り、無失点でのゲーム運びをポイントに挙げた。
讃岐攻撃陣を警戒する指揮官は、元日本代表FW我那覇和樹(讃岐)のCB起用についても言及。CB出身でもある吉田監督だけに「単純にうまいんだろうなと」と目を細め、「守備の能力が高いからあそこでも使われているのだろうし、配球の部分でも良い能力を持っている」と分析。後方からの展開力、試合展開によってはFWに上がってくることも視野に入れ、警戒心を強めている。
監督交代という荒療治から3試合目となる今節は、指揮官にとってのホーム初陣でもある。ホームでは3月26日のJ2第5節・水戸戦(1◯0)以来、勝利のない岐阜。無失点にこだわることで、失って久しい白星につなげたい。
(岐阜担当 村本裕太)
2016/08/06 16:10